物日図鑑

2017年12月5日

7月の物日

7月・文月(ふみづき)は、旧暦では稲穂が出る頃であり、「穂見(ほみ)」や「含み(ふふみ)」に由来し、七夕の短冊に書いた事から「文」の字をあてたといわれます。

梅雨が明け猛暑となり、いよいよ夏本番という感じです。夏休みにも、そろそろ期待感満々です。いろいろ計画をたてている人たちも多いのではないでしょうか。

【海開き(7月1日)富士山山開き(山梨県側:7月1日、静岡県側:7月10日~)】

沖縄など例外がありますが、基本、7月1日が海開きです。そして、富士山山開き(山梨県側:7月1日、静岡県側:7月10日?)があり、 果たしてみなさんは、海・山どっちを選択するのでしょうか。

最近では、山ガールというネーミングもよく聞きますが、まずは安全第一です。ですから、山も、このシーズンまで待たなければならなかったのです。

【七夕(7月7日)】

七夕(7月7日)も段々と、インパクトが薄れて来たイベントとも言えるかもしれません。とにかく、七夕(7月7日)はロマンチックなイベントなのですが、まだまだ七夕(7月7日)に対して何をしていいか判らないという人たちが多いようです。

空を見上げるも日本の空は梅雨空が多いのも原因のも一つです。ただし日本の場合は、湘南ひらつか七夕まつりや、仙台のお祭りで賑わったりします。

七夕の文化といえば、やっぱり「短冊」です。「短冊」に願いを書いて、夢を実現させてください。大人の人たちが、なかなか短冊と向きあわないから、薄れてしまったイメージを持つのかもしれません。大人にもまだまだ願いがあるはずです。それとも叶わぬものとあきらめてしまったのでしょうか。

【花火大会】

七夕もいいですが、やっぱり、若い人たちがずっと待ちこがれていたのは、花火大会でしょう。まさに、花火大会は毎年話題がどんどん膨らんでいくばかりです。

女の子たちは、とにかく、花火大会へ浴衣を着て出掛けて行きたがっています。それもそのはず、会社へ浴衣など着て行けば、お前馬鹿かと必ずいわれてしまうでしょう。

浴衣を着たいと思うものの、それほど着ることが出来る機会は少ないものです。それは、瞬間咲いて散る花火にも通じるところがあります。

【土用の丑の日】

そして物日は、土用の丑の日です。土用の丑の日が何なのか判らないという人たちも多くいるのではないでしょうか。土用とは、 「土旺用事」のことであり、
世の中の全てが「木・火・土・金・水」の五つの組み合わせで成り立つ五行説を季節にも割り振るという考えがあります。

一方では、季節は、四季ということで、 割り振ったら「土」が余ってしまうことになります。そこで、土に対して、「土の性質は全ての季節に均等に存在する」というこじつけをしたようです。

それで、それぞれ季節の最後の18~19日は「土用」となったとされています。私達は、土用の丑の日として、夏だけをイメージしていますが、本当は、土用とは、すべての季節に存在しているものです。

土用の丑の日の丑の日は、二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の丑です。一般的に「夏土用の最初の丑の日」に鰻屋のお祭りとして「土用丑」と称し鰻を食べる日となったと言われています。

夏の土用の時期は暑さが厳しくて、夏ばてをしやすい時期なので、昔から精の付くものを食べる習慣がありました。2回目の土用丑というものもありますが、なんとなく、盛り上がりに欠けるのは、 月に二度もウナギを食べることが許されないせいでしょうか。