物日図鑑

2017年12月5日

12月の物日

12月・ 師走(しわす)は、 「師」は僧侶で、お経をあげるために、忙しく走り回って、「師走り日」1年納めの月から「四季果つ」「為(し)果つ」が変化したとも言われています。

12月は、まさに、一年の終わりです。師でなくても、セカセカ歩きたいと思ってしまう月ではないでしょうか。私達は、12月において、一年を適当にうまくおさまりをつけて、更に、新しい年へ向きあうための準備をしなければなりません。

【クリスマスイブ・クリスマス(12月24,25日)】

12月の物日と言えば、やっぱりクリスマスイブ・クリスマス(12月24,25日)です。デパートでも モノを売ろうとクリスマス商戦が真っ盛りです。クリスマスプレゼントを抜きにして、クリスマスを語ることができません。

日はとても短くて寒々としているのですが、クリスマスは、いろいろな彩りを持ち、とても華やかです。 クリスマスの夜は、クリスマスケーキや七面鳥・チキン、シャンパンなどなど特別な食事を用意します。 絶対に、ケンタッキーフライドチキンは外せないという人たちも多く、クリスマスケースで依然人気なのは、不二家です。

クリスマスになると、町並みもクリスマス仕様です。 クリスマスツリー・イルミネーションはどんどん派手化傾向があります。カップルで、ロマンチックな気持ちにひたるのもいいですが、忘れてならないのは、クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝う日であり、とても宗教的行事であることです。

日本人は、クリスマスを盛大に祝い、初詣には神社へ行き、調子がいいとも言えますが、別にそれを見て神様が怒ったりすることもないでしょう。でも、あまりにもクリスマスがカップルのイベントとなってしまったために、恋人のいない人がコンプレックスを抱く日となってしまったようです。

孤独に過ごす人たちには、クリスマスがないというのは本当なのでしょうか。

【年末年始休み / 冬休み】

クリスマスも、年末年始休み / 冬休みの最中に存在しているから、よけいウキウキした気持ちに浸ることになります。クリスマスが終わって本当だったら、寂しい気持ちにもなってしまうものですが、まだまだ冬休みが続き、新年を迎えなければならない気持ちへとシフトして、そのような寂しさを感じないのもクリスマスの魅力ではないでしょうか。
実家に帰省したり、旅行に出かけたり、大掃除をしたり、年賀状を書いたり、新年を迎える準備するため、アメ横でおせち料理を買ったりと、本当に慌ただしく、大忙しです。

【大晦日(12月31日)】

そして、大晦日(12月31日)で一年が終了することになります。やっぱり、一年の終わりは、紅白歌合戦でしめくくりたいと思っている人たちが未だ多くいます。

何が紅白だ、と思っている人たちもいますが、長く続くものには理由があります。そのようにして日本の文化は守られていくべきものです。

除夜の鐘を聞き、私達は日本人だったということをしみじみ自覚していただきたいですね。そして、一年にあったことを思い出し、反省して、またスタートしましょう。