物日図鑑

2017年12月5日

11月の物日

11月・霜月(しもづき)は、 霜が降り始めるころで「霜降り月」、10月のカミ(上)の月に対してのシモ(下)の月から(しもつき)と言われています。

そろそろ、寒い季節を迎えますが、この月、どのような物日があるのでしょうか。

【七五三(11月15日)】

やっぱり子供さんがいるご家庭では、決して無視することができないのが、七五三(11月15日)です。宗教心がないという人たちでも、子供さんの健康を願い、七五三(11月15日)は受け入れる傾向が極めて強いです。ただし、七五三の本当の意味は、なかなか判らないまま、お参りしている人たちが大半ではないでしょうか。

七五三がなぜ、3・5・7という奇数の年齢でするのかといえば、日本では奇数を陽数とし、偶数は陰数であり、縁起の良い数とされているからです。

7歳までは子供さんは、神様からの預かりものであるとされて、7歳のその年まで生きてこられた感謝の意味と、これからの将来も幸せに長生きできますようにと願う儀式です。

3歳男女の「髪置」の儀は、これを境に、髪を剃らずに残しておくことを意味しています。

5歳男児の「袴着」は、男子が袴を着用し始めることであり、 7歳女児の「紐落」は、いままでは付け紐で着ていた着物を、大人と同じようにして帯で締めるようにすることをあらわします。

【酉の市(11月の酉の日)】

酉の市は十二支の酉にあたる日(12日ごと酉の日がやってきます)に開催される、お祭りのことです。この日、 神社で縁起のいい熊手が売り出されたりします。屋台もたくさん出ていて、とても楽しいお祭りです。

日本武尊を祀り、武運長久や開運、さらに商売繁盛の神として信仰されている鷲神社の祭礼であり、売られている熊手は、鷲が獲物をわしづかみにする様子になぞらえているのと、更に福をかき込むという縁起物とされています。

【勤労感謝の日(11月23日)】

勤労感謝の日は、私達が勤労に対して、感謝する日です。勤労感謝の日(11月23日)において、 生産を祝い、国民たがいに感謝しあってください。

勤労とは、たった一人の力で決して成り立つものではありません。
スマートフォン開発一つにしても、たった一人で一体何が出来たというのでしょうか。まさに、世界は、人と人の総合体で生み出されたアートです。働いてくれた人、出来上がったモノやサービスに感謝をして、 尊厳を持っていただきたいですね。
勤労感謝の日(11月23日)は、そのような日です。

もともと、 「勤労感謝の日」は「新嘗祭(にいなめさい)」という宮中祭祀の日とされていました。 宮中祭祀の日は、収穫の祭でもあり、天皇が五穀(稲(米)・麦・粟・大豆・小豆)の新穀を神様に奉って、天皇自らもそれを召しあがったりしました。

その後日本は戦争に負けてしまったため、GHQの指令によって、これまでは「天皇主権」だったのが失われてしまい、 大日本帝国的な考えは排除されて、 新嘗祭の日ではなく、国民主権へとシフトして、 「勤労感謝の日」とが作られることになります。

新嘗祭の日の裏付けが存在していることも、私達はある程度理解する必要があるのではないでしょうか。


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